glossary
間界(けんかい)

Finis

創門当時、金眼に相当する能力を持っていたものが隔離された領域。〈狭間〉とも呼ばれる。
現在でもの制御失敗で生じた金眼はここに送られる。間界に取り込まれた金眼は自我を失い、統合された一つの意識を共有している他、肉体は不死に近く、共有意識体の端末のようなものになる。これらの金眼は総じて〈狭間の石〉と呼ばれる。創門当初は間界に送られる以前の自我が残されていたが、程なく天君により現在の形にされた。
〈狭間の石〉は創門から遥か過去に遡る太古の存在も含むため、彼らの記憶が集積された意識体は、天君や鍵守などの大精霊も凌ぐ高度な存在であると解釈する者もいる。
しかし単なる情報の集積であって自我がないので、その高次の意識を能動的に働かせることはない。ごく限られた条件下で他の界に現れることもあるものの、その言動は界や〈門〉が要求する摂理への反射に近い。
彼らの持つ強大な魔力は、〈門〉式門を開いた際の、旋界-縁界間の霊気の流動を抑制する弁の役割を果たしている。
住民に明確な自意識がないことにより、間界は空間的にどこに位置するかが判然としない。細切れに分断されているとも言われる。