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(しき)

chord

旋界縁界の間に一時的な経路を開く霊的技能。通常は旋界から縁界へ精霊を召喚するために用いられる。個々の精霊の能力により、超常的な力を行使できる。開かれた経路を式門と呼ぶ。
旋界側の精霊と縁界側の生物、一対による契約が必要。生物が人間である必要はないが、契約には互いの真名を共有しなければならないため、知能の必要性があり実質的に人間に限られる。
複数の相手と契約することも可能。契約を持つ者を式士と呼び、一般的には人間側の職種名として使われる。人間の式士は体表にが現れる。
本来は鍵守のみが持つ〈門〉を制御する能力を模したもので、鍵守の〈門〉の下部構造に当たる。式の契約やその行使は、全て〈門〉と鍵守に掌握されている。一般の式士は他者の式門に干渉できない。
式により縁界に呼ばれた精霊は、本来のの一部のみを渡界させている。ごく微小なものを除き、精霊は縁界の生物に比べ総じて巨大な魂を有しており、その全てを現すと縁界の霊的環境に悪影響を及ぼすため。ただし一部のみでは魂の維持が困難または不可能となるので、一時的な器となる肉体を形成し、人間側が精霊の魂と器を繋ぐ魔力を供給する。
精霊の作る器ではなく、人間の肉体を器として提供することも可能。魔力供給は効率的になるが、長時間憑依を続けたり制御を誤ったりすると、精霊の魂と人間の肉体が癒合し金眼となる。
式以外の方法で界を渡ることはできないという構造上、全く未知の精霊と契約することは不可能。師事した式士などの精霊に仲介を依頼するのが一般的。