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鳴糸
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アディーネル
鍵竜ハイリルカ
〈錫鍵〉バクラス
〈合鍵〉フォルリー
〈月の魔女〉
〈沼の魔女〉
地名
コクレアニム
トワイサイレニア[東羅]
ブランシェンド[ジヴレイユ]
ロティス[籠朱]
アルデリシア
ギゼラム
帷垂
夜止里
〈沼地〉
淪洋
輪洋
虞淵
全般設定
式
式士
式門
印
魂符
魄符
名前/生名/真名
魔術
魔力
霊気
魂
精霊
霊脈
金眼
〈狭間の石〉
双門同盟
〈門〉
鍵守
鍵名
〈泥の町の人〉
三界
旋界
縁界
間界
月陽
星
火屑星
天蓋
天君ベルシウス
創世主
〈黄昏の時代〉
創門
淵沈
眩鴉
神殿/聖堂/礼拝堂
神官/祭司
警邏隊
〈土竜穴〉
〈穴〉
転送便
貨幣
暦
リリ
Lilli
▹素性不明の少女。年齢も定かでないが、外見上は七、八歳程度。薄紅の瞳、毛先が薄紅色をした白い髪に、少し尖った耳をしている。
▹
精霊
に似た
魂
を原動力とする術で、生物の傷病を癒やす能力がある。場合によっては致命傷や古傷、刺青のような、所謂きずでない身体の損傷まで回復させる。術の行使に伴って展開される魂・
魔力
の規模は、常人の域を大きく逸脱している。
▹
セス
と
レオン
の前に初めて現れた時は、真っ白な肌をした若い女の姿で虚空から出現するなどしたため、近辺では『亡霊』と噂されていた。しかし、
縁界
で人の集住する場所に霊魂が存在することは皆無に等しい上、『亡霊』はその外観から物質的な次元でも存在していると推察され、説明のつかない状態だった。
ユート
の魄符と対峙した際にも『亡霊』に戻っており、『リリュカ』と呼ばれた。
▹
ノア
の前に初めて現れた時、彼の名前らしきものを呼び、触れようとするなどの執着を見せた。その際にセスが『亡霊』の名前を聞き出し、物質的な肉体を固定化させたのが現状のリリである。以降、リリは自身を名前で呼ぶなど言動は幼くなっているが、周囲の込み入った会話も正しく理解している他、時折口調が「私」と揺らぐことがある。自身については何も覚えておらず、本人が希望したためセスらに同行することとなった。
▹時折、現代の王国という前提では辻褄の合わない情報を口にするなど、記憶の混乱が見られる。特に、
帷垂
についての知識があり、当地の地名や食品の名を挙げ、部分的に帷垂の言葉も理解している。
▹正体は現・再開拓地域を
〈沼地〉
と呼ばれる不毛の地にし、
〈沼の魔女〉
と呼ばれる
精霊
リリュカの半身である。本来は水辺の白百合に宿る比較的弱い霊で、
創門
以前は近付く人間の子と戯れるのを好む穏やかな気質だった。『リリュカ』は当時の人間が愛称としてつけた名前。
▹創門によって人と隔絶されて以降、孤独を募らせていたリリュカは、イゼアの甘言に乗って人里に下り、イゼアが一帯の生物から魂を奪った後に残った魔力を分け与えられた。これにより金眼と化したリリュカは、そのまま逃亡したイゼアに代わって〈沼地〉発生の元凶と見做され、邪精イゼアに加担したという扱いを受けた。これはイゼアを取り逃がした旋界側の失態を霞ませる意図も影響している。強すぎる魔力が霊気を吸い続けるために自滅することも他者に近寄ることも叶わなくなり、永らく〈沼地〉に縛られることになる。その間、リリュカの膨大な魂を求めるオージュに欺かれ、極度に悲観的な視野狭窄の状態に陥り、溜め込まれた魂をオージュに分け与えるなどしていた。
▹後年〈沼地〉の調査に入った帷垂の
魔術士
に保護され、帷垂に移るが、帷垂の主導するある計画が難航した際に自ら助力を申し出た。その計画の為に、また同時に計画の失敗があってもリリュカが完全に失われないように、魂が二つに分けられた。リリはより精霊に近い状態、片割れは生物に近くリリュカの強大な
魔力
の過半を持つ状態になっている。
▹リリュカ、また潜在的にはリリも、〈沼地〉の件について自責の念が非常に強く、人間の死を極端に恐れる。治癒能力は本来の花の妖精としてのものではなく、後に特化させたものと推測されている。
▹〈淀み〉でオージュが討たれた際、イゼアによって一時的に完全なリリュカの形に戻される。花宵により再度分割され、リリは鍵守ジェミニとなったセスの庇護下で〈淀み〉に留まり、片割れである
淕
(
りく
)
は北大陸での任務に戻っている。
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リリ
Lilli
▹素性不明の少女。年齢も定かでないが、外見上は七、八歳程度。薄紅の瞳、毛先が薄紅色をした白い髪に、少し尖った耳をしている。▹精霊に似た魂を原動力とする術で、生物の傷病を癒やす能力がある。場合によっては致命傷や古傷、刺青のような、所謂きずでない身体の損傷まで回復させる。術の行使に伴って展開される魂・魔力の規模は、常人の域を大きく逸脱している。
▹セスとレオンの前に初めて現れた時は、真っ白な肌をした若い女の姿で虚空から出現するなどしたため、近辺では『亡霊』と噂されていた。しかし、縁界で人の集住する場所に霊魂が存在することは皆無に等しい上、『亡霊』はその外観から物質的な次元でも存在していると推察され、説明のつかない状態だった。ユートの魄符と対峙した際にも『亡霊』に戻っており、『リリュカ』と呼ばれた。
▹ノアの前に初めて現れた時、彼の名前らしきものを呼び、触れようとするなどの執着を見せた。その際にセスが『亡霊』の名前を聞き出し、物質的な肉体を固定化させたのが現状のリリである。以降、リリは自身を名前で呼ぶなど言動は幼くなっているが、周囲の込み入った会話も正しく理解している他、時折口調が「私」と揺らぐことがある。自身については何も覚えておらず、本人が希望したためセスらに同行することとなった。
▹時折、現代の王国という前提では辻褄の合わない情報を口にするなど、記憶の混乱が見られる。特に、帷垂についての知識があり、当地の地名や食品の名を挙げ、部分的に帷垂の言葉も理解している。
▹正体は現・再開拓地域を〈沼地〉と呼ばれる不毛の地にし、〈沼の魔女〉と呼ばれる精霊リリュカの半身である。本来は水辺の白百合に宿る比較的弱い霊で、創門以前は近付く人間の子と戯れるのを好む穏やかな気質だった。『リリュカ』は当時の人間が愛称としてつけた名前。
▹創門によって人と隔絶されて以降、孤独を募らせていたリリュカは、イゼアの甘言に乗って人里に下り、イゼアが一帯の生物から魂を奪った後に残った魔力を分け与えられた。これにより金眼と化したリリュカは、そのまま逃亡したイゼアに代わって〈沼地〉発生の元凶と見做され、邪精イゼアに加担したという扱いを受けた。これはイゼアを取り逃がした旋界側の失態を霞ませる意図も影響している。強すぎる魔力が霊気を吸い続けるために自滅することも他者に近寄ることも叶わなくなり、永らく〈沼地〉に縛られることになる。その間、リリュカの膨大な魂を求めるオージュに欺かれ、極度に悲観的な視野狭窄の状態に陥り、溜め込まれた魂をオージュに分け与えるなどしていた。
▹後年〈沼地〉の調査に入った帷垂の魔術士に保護され、帷垂に移るが、帷垂の主導するある計画が難航した際に自ら助力を申し出た。その計画の為に、また同時に計画の失敗があってもリリュカが完全に失われないように、魂が二つに分けられた。リリはより精霊に近い状態、片割れは生物に近くリリュカの強大な魔力の過半を持つ状態になっている。
▹リリュカ、また潜在的にはリリも、〈沼地〉の件について自責の念が非常に強く、人間の死を極端に恐れる。治癒能力は本来の花の妖精としてのものではなく、後に特化させたものと推測されている。
▹〈淀み〉でオージュが討たれた際、イゼアによって一時的に完全なリリュカの形に戻される。花宵により再度分割され、リリは鍵守ジェミニとなったセスの庇護下で〈淀み〉に留まり、片割れである淕は北大陸での任務に戻っている。