glossary
縁界(えんかい)

Solora

物質的な身体のある生物が住む領域。三界のうち最も霊気が薄いが、生物にとっては適正範囲。黄道からの距離などにより、地域毎に霊気の偏りがある。
東大陸南東部を除き、基本的に大陸部のほとんどが縁界に属している。

旋界(せんかい)

Lunalt

のみで存在する精霊が住む領域。三界のうち最も霊気が濃く、かつ強く流動している。
植生があり稀に動物様のものも存在するが、全て精霊の住処や依代のようなものとして利用されており、生物としての生命活動はない。
東大陸南東部に最も広大な領域を持ち、その中心は台地になっていると言われる。

創門(そうもん)

the Trisection

おおよそ1000年前に天君ベルシウスが旧世界を三種に分断し、それぞれを繋ぐ〈門〉を作ったこと。『世界の再構築』とも表現される。

〈沼の魔女〉

the Witch of the Morass

創門以前の時代の金眼。邪精イゼアと共謀し、〈沼地〉を造り出したとして忌み嫌われている。
現在は〈沼地〉からの消失が確認されているが、帷垂の調査によって保護・移送されたため。しばらく帷垂で過ごした後、帷垂の計画に協力を申し出、安全策としてと肉体を二分割された。
分かたれた片方は計画の実行者としてロティスに赴き、残ったもう一方が現在のリリである。

〈月の魔女〉

the Sorceress of the Moon

〈黄昏の時代〉から生きているとされる不老不死の魔術士。
花宵のことだが、通名を知る人間は限られている上、不定期的に通名を変えるため、この二つ名の方が広く知られている。

鍵守(かぎもり)

the Gate keeper

南北の〈門〉の管理者。旋界精霊縁界の人間の一対。精霊側の鍵守は創門以来変わっていない。
北門の鍵守は煉鍵ラウ・グ・ラウと、皇帝家ロトシュタル一族。南と区別する場合、「黒鍵(こっけん)」と呼ばれる。
南門の鍵守は鍵竜ハイリルカと、アルデリシア建国王の庶子ギルドール・アディーネル直系の一族で、現任はマギ。北と区別する場合、「白鍵(はっけん)」と呼ばれる。
南の場合、人間側はアディーネル家の直系のみ継承可能。継承候補者に性別や長幼での順位付けはなく、心身に職務を全うする上で支障となる障害がなければ、霊的能力の適正が優先される。また、一度降任した鍵守が再度任に就く場合もある。
形式上、鍵守の降任や後継の就任は王室の勅許を得て行うとされているが、実際的に王族が方針に関わることはない。
現任の鍵守が不適格であるとされた場合、アディーネル家と分家ノールズの継承権保有者による規定に則った合議で罷免することができる。

〈門〉

the Gate

天君が世界を三つに分断した際、例外的に界を渡る手段として設けた経路。
東大陸の南北に一箇所ずつあり、それぞれアルデリシアギゼラムが領有している。〈門〉の管理者を鍵守と呼び、開閉の権限は鍵守にのみある。
〈門〉自体を支える精霊と専任の契約者が鍵守とは別に存在するが、鍵守に比べ一般的には知名度が低い。この精霊により、〈門〉周辺の狭い範囲は、世界の霊気の渦旋から独立した凪の状態になるよう調整されている。この凪の範囲をアルデリシアでは〈淀み〉と呼ぶ。
により開かれる擬似的な式門と異なり、旋界-縁界間のみならず、間界にも渡ることができる。

精霊

spirit

肉体を持たずのみで存在する生命体。魂をエネルギーとして世界に干渉する術が使える。
渦巻く霊気の塊という魂の性質上、強大な精霊の魂は自重と求心力によってより強大になりやすく、微小な精霊は消滅しやすい。
そのため、特に創門以降、新たな精霊が成長して定着するという現象が起きにくくなっており、旋界においては旧世界からの精霊が支配的である。


soul

霊気が寄り集まって個を成したもの。生命体がこの世に干渉するためのエネルギー。基本的に魂の総量が寿命の長さに直結する。
求心力があり、『渦を巻いている』と表現される。魂の総量が多いほどその求心力も強まり、周囲の霊気や他者の魂に影響を及ぼす。
精霊魔力を持たないため、魂を個として維持するためには一定以上の総量と密度が必要になる。一方肉体のある生物は精霊より魂が遥かに小さく、魔力がなければ自身の魂を維持することができない。

霊気

ether

コクレアニムを満たす不可視のエネルギー。